フランス車のオーナーミーティング「フレンチ-フレンチ-イースト」」が12月6日、カルフール南町田(町田市鶴間3)で開催された。
フランス発のスーパーマーケットチェーン「カルフール」の屋上駐車場にフランス車が一堂に集まり、オーナー間の親睦を深める同企画は8回目。毎年春と冬に開催している。2004年にカルフール尼崎(兵庫県)から端を発し、オーナー同士のつながりから、口コミで全国各地に広がっている。地元の一般オーナー有志が中心となって、スーパーとの交渉や会場設置を自前で行う。
当日は、きれいにレストアされたシトロエン・トラクシオン・アバン11CVや2CV、アルピーヌルノーA110のような古い車種から最新車種まで、ルノー、シトロエン、フィアットのフランス3メーカー300台以上が集合。車種ごとにまとまって駐車し、交流する様子が見られた。
同企画を発案した松原延好さんは当日早朝、神戸を出発し、南町田に駆け付けた。「メーカーにかかわらず、フランス車を好きな人が集まれる場所を提供できないかと考えたのが発端。街なかには家族連れで参加できる場所がなかったが、カルフールに賛同いただき活動が広がった」(松原さん)と説明する。
松原さんもシトロエンとルノーのオーナー。「フランス車は乗ったときの味わいがある。乗ること自体をライフスタイルの一部としてこだわりを持っているオーナーが多い。どちらかというと合理的で個人主義的なタイプ。当企画も集合イベント的なことせずに、思い思いに参加していただく」(同)。
カルフール南町田は、来年1月に閉店予定。「ここで開催できなくなるのはとても残念。来年3月は、南フランスのテーマパーク『ソレイユの丘』(横須賀市)で開催する」(同)という。