こどもの国(横浜市青葉区奈良町、TEL 045-961-2111)で4月2日・3日、夜間特別開園「夜桜観賞と竹灯篭(たけどうろう)まつり」が開催される。
「こどもの国の豊かな自然を、これまでとは一味違ったかたちで広く知ってもらう」(同園)ことを目的とした同イベントは昨年に続き2回目。昨年は2日間で約2万人が訪れた。サイクリングコース(1.6キロ)周辺の桜や中央広場のシダレザクラをライトアップする。
関連イベントとして、地元の和楽器やオカリナ演奏グループが出演するほか、アメリカ、ロシア、メキシコ、中国など世界各地のフードを提供する屋台18軒が出店。生ビールも提供する。
期間中は竹灯篭4,000本を点灯、「幽玄(ゆうげん)」の世界を演出する。竹灯篭は、NPO法人日本の竹ファンクラブの協力で同園の竹を切り出して作るもので、園内の竹林の整備も絡める。
同園催事広報課の橋本さんは「昨年とても好評だった当イベント。今年は開放区域を広げるほか、日中の来園者が追加料金なしでそのまま夜桜を見ていただけるようにした。竹灯籠も2日連続で点灯する」と話す。
横浜市と町田市にまたがる「こどもの国」は花見の名所の一つ。同園にはソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど約50種約5,000本の桜のほか、園内各所にある竹林には、孟宗竹や真竹など2万本を超すとみられる竹がある。
期間中の開園時間は9時30分~20時(最終入園は19時30分)。桜のライトアップと竹灯篭の点灯は18時30分。雨の場合は桜のライトアップのみ行う。入園料は、高校生以上=600円、中学生・小学生=200円。