
WEリーグに所属する「ノジマステラ神奈川相模原」は7月27日、イオン相模原(相模原市南区古淵2)で2025-26シーズンの新体制を発表した。
クラブは、10位に終わった昨シーズンの後半に見せた成長を確実にするため、クラブがギアを入れ替えて、もっと高みを目指して加速するという思いを込め、「ギアチェンジ」を今季のスローガンに掲げる。
今季の目標をリーグ戦6位以内、WEリーグカップと皇后杯は優勝に設定。馬場正臣代表は「昨シーズンよりも手応えを感じている」とチーム状況に自信を見せる。
新加入は、パオラ・ソルデヴィラ(INAC神戸レオネッサ)、岸川奈津希(ジェフ千葉レディース)、風間優華(伊賀FCくノ一三重)、白井ひめ乃(アルビレックスに新潟レディース)、祐村ひかる(ちふれASエルフェン埼玉)の5選手(カッコ内は前所属チーム)。
強化ダイレクターに就任した鳥井塚信人さんは「さらに強くしていかなければいけない部分を見越して選手を獲得している。新加入5選手のほか、2種登録と強化指定も検討して高校生や大学生が卒業するタイミングでのさらなる補強も見据えている」と説明する。
3シーズン目の指揮を執る小笠原唯志監督は「スタジアムでギアチェンジしたというところを皆さんにお見せしたい」と力を込める。
キャプテンは川島はるな選手、副キャプテンは平田ひかり選手と岩崎有波選手が務める。川島選手は「クラブ全員、『今年こそは』という気持ちで準備している。目標に向かって進んでいきたい」と意気込みを見せる。
WEリーグ開幕戦は8月10日、相模原ギオンスタジアムでジェフ千葉レディースと対戦する。