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町田ゼルビア、暫定首位に立つ 黒田監督「まさにサバイバル」

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 J1リーグ第30節が8月20日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアはガンバ大阪に3-1で勝利した。入場者数は1万108人。

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 両チームが出場するAFCチャンピオンズリーグの日程により繰り上げ開催された同節。快進撃を続ける町田が勝てば今季初の首位になる注目の一戦。平日開催にも関わらず1万人を超える観客が試合前から両チームに熱い声援を送る。

 町田は攻撃の要である相馬勇紀選手が累積警告で出場停止。代わりに復帰明けの西村拓真選手が先発した。

 試合は前半、コーナーキックを中央で待ち構えた昌子源選手が頭で合わせてネットを揺らす。後半は大阪のペース。中盤で町田からボールを奪ってゴールにつなげる。それでも谷晃生の度々のファインセーブで大阪の攻勢を食い止めると、相手ゴールキーパーのキャッチミスのこぼれ球を林幸多郎選手が押し込む。さらにコーナーキックで得たPKを西村選手が蹴り込んで追加点。8連勝の町田が暫定首位に立った。

 試合後、黒田剛監督は「去年、首位で推移していたときの下からあおられる、つねに尻に火がついた状態の中で、追い込まれていく悲劇感を選手たちは分かっている。これから長期戦になっていくと思うので、ラスト1、2節まで勝負が続いていく。まさにサバイバル。油断すると転げ落ちてしまうことも経験している。去年を教訓として、首位ということを意識することなく、チャレンジャーのようにブレずに町田のサッカーを遂行していきたい」などと話す。

 町田の次回のホームゲームは8月27日、天皇杯準々決勝で鹿島アントラーズと対戦する。

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