J3リーグ第30節が10月4日、相模原ギオンスタジアム（相模原市南区下溝）で行われ、SC相模原はヴァンラーレ八戸に0-1で敗れた。入場者数は今季最多の7735人。

　試合に合わせてチームマスコット「ガミティ」をフィーチャーしたガミティフェスを実施。ホームタウン選抜の中学生チームが曽我部慶太さん、工藤祐生さん、水野晃樹さんなどのOB選手とYouTuberの混成チームの対戦などで会場を盛り上げる。 試合後には「エナフェス2025」で雨天中止となった打ち上げ花火も実施した。

　相模原は守備の要であるピトリック選手が49日ぶりに復帰。試合は拮抗した展開のままスコアレスで迎えた後半に八戸が先制。相模原は果敢に相手ゴールに迫るも、堅い守備に阻まれて得点ならず。首位に対してのシーズン2連勝を逃した。

　相模原は4試合未勝利で、プレーオフ圏の6位との差が11に開いた。シュタルフ悠紀リヒャルト監督は「簡単にひっくり返せるものではないが、自分たちが目指す場所は変わらない。極端な話、残り8試合で勝ち点24を積むことができる。大事なのは自分たちを磨き続けること」と話す。

　試合後のスタンドからの声援に対して「プレーオフ圏から勝ち点差が開いてしまい、ホームで連敗して、違う反応をされてもおかしくないような状況で、そういった迎え方をしてもらえたのは、選手のパフォーマンスに対しての率直なフィードバックだと受け止めている。勝った時の喜びや楽しさを味わってほしいので、また足を運んでもらえたらうれしい」とも。

　次回のホームゲームは10月19日、松本山雅FCと対戦する。