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相模原ライズ、オービックに惜敗 プレーオフ初戦は富士通と

ランで両チーム最多の60ヤード、パスで248ヤードを獲得したQBパランデック選手。
Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

ランで両チーム最多の60ヤード、パスで248ヤードを獲得したQBパランデック選手。 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

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 社会人アメリカンフットボール「X1スーパー」第6節が11月8日、横浜スタジアム(横浜市中区)で行われ、ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)はオービックシーガルズ(以下、オービック)に23-27で敗れた。

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 両チームは前節終了時点でプレーオフ「ライスボウルトーナメント」進出を決めており、ライズは今春のパールボウルトーナメント決勝や昨年の春秋両シーズンでの敗戦の雪辱を期して試合に臨んだ。

 試合は、ライズが最初の攻撃でQBカート・パランデック選手からTE定成吉輝選手への30ヤードタッチダウンパスで先制。直後の守備で79ヤードのリターンを許し、タッチダウンパスを奪われて同点とされる。その後、主将WR宜本潤平選手のタッチダウンランで再びリードを奪ったが、第2クオーターにロングパスでの得点を許し、14-14で試合を折り返す。

 後半は両チームの守備が粘り、得点のない展開が続く。均衡を破ったのはライズ。第3クオーター終盤、LBフィリップ・レッドワイン選手がエンドゾーン内でタックルを決めてセーフティーを奪い2点を追加。直後の攻撃でも、パランデック選手がWRテイヴィアン・カニンガム選手にタッチダウンパスを通し、リードを9点に広げる。しかし、その後は追加点を挙げられず、オービックに2タッチダウンを許して逆転を許し、試合終了となった。

 試合後、ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチは「非常に良い試合展開だった」と振り返り、「勝負を分けたのは第4クオーター終盤。限られたプレーの中で個の力が問われた」と分析。チーム状態は良好で、「勝ちたいという思いを練習から表現し、意見を積極的に出し合うことでさらに強いチームにしていきたい」と前を向く。

 翌9日に全日程が終了し、ライズは4勝1敗1分で全体4位に。「ライスボウルトーナメント」初戦では、5位の富士通フロンティアーズと11月23日、富士通スタジアム川崎で対戦する。

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