玉川学園前駅周辺で、画廊や工房を巡る「玉川学園ギャラリーウオーク2007」が開催されている。主催は「玉川学園小さなギャラリー会」(町田市南大谷、TEL 042-728-9154)。
同イベントは今年で9回目。当初は2~3のギャラリーで開催してきたが年々規模が拡大し、今年は陶芸、木工、染色、写真、現代美術など多様なジャンルのギャラリーが参加、公募展も初めて開催する。玉川大学の協力も得て、公募展には約80人から応募があった。
主催の「玉川学園小さなギャラリー会」は今年4月に発足。同会の発足以前は有志が集い、イベント毎に実行委員会を立ち上げてきたが、参加ギャラリーの連携を強化するため、22のギャラリーと店舗が参加して同会を結成した。
同駅周辺は玉川大学が立地し、数多くの文化人が居住する学園都市。「何カ所かは定かではないが、たくさんのギャラリーが点在している」と同イベント実行委員長の村杉さん。昨年は、期間中の来場者数が1,000人を超えるギャラリーもあったという。
同イベントについて、村杉さんは「文化イベントを継続的に開催してギャラリーの輪が広がった。今年は公募展で市民参加の機会をつくった。文化の向上が地域活性化につながれば」と期待を込める。
開催時間は11時~17時。11月15日まで(8日は休み)。