市民コミュニティーポータルサイトの開設に向けたワークショップが7月24日、サン・エールさがみはら(相模原市緑区西橋本5)で開催された。
ワークショップは、協働事業提案制度で相模原市が提案した「(仮称)ICTを活用した地域コミュニケーション活性化事業」に応募した民間企業とNPOが協働で実施する社会貢献プロジェクトの一環。
同プロジェクトは、SNSや地図表示、掲示板機能などを盛り込んだポータルサイトを開設し、地域情報の共有や市民同士のコミュニケーションの場をつくることで、市民活動の活性化と地域コミュニティーの強化を図ることを目的とする。今年度の予算は250万円。
ウェブサイトの構築や運営実績などを持つ有限会社コウチヤ、ホームページの構築支援やPC講座を開催するNPO法人シニアネット相模原、市民活動団体の支援やネットワーク化を推進するNPO法人さがみはら市民会議の3者がそれぞれの特性を生かしてプロジェクトを推進する。
第1回目となるワークショップには、市民や事業者など約30人が参加。同ポータルサイトで得たい情報や自らが提供できる情報などについてアイデアを出し合った。同プロジェクトでは、アイデアをもとに仮サイトを作成、今年秋ごろに検証ワークショップを行う予定。