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電気自動車を安価に共用-町田市の社会実験で利用者募集

カーシェアリングする電気自動車、貸し出し時にはオリジナルラッピングを施すという。

カーシェアリングする電気自動車、貸し出し時にはオリジナルラッピングを施すという。

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 町田市は12月1日より、電気自動車の利用登録を開始する。来年1月から開始する「カーシェアリング」社会実験の一環。

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 使用する自動車は日産「リーフ」2台。1台は平日昼間、公用に使うが、土曜・日曜と夜間は2台とも貸し出す。運営はカーシェアリング事業などを手がける「ウィンド・カー」(北海道札幌市)。実施時期は2011年1月下旬~2012年3月31日を予定する。

 社会実験の狙いについて、同市環境総務課長補佐の水越さんは「当市は環境先進都市を目指しているが、これまで目に見える施策がなかった。電気自動車に触れることで環境を考える機会になれば」と期待する。「例えば、冬にエアコンを作動するとさらに航続距離が短くなる可能性がある。利用者は約1年2カ月の事業期間中、自分のライフスタイルに合うか判断することができる」とも。

 会員登録には入会金とICカード発行手数料として3,000円が必要。利用料金は時間料金が15分当たり125円、距離料金は1キロ当たり15円となる。1時間利用で20キロ走行すると800円の負担。レンタカーやタクシーと比較して安価に利用できるという。

 貸し出しステーションは「中町第三庁舎」(中町1)。同庁舎と町田リサイクル文化センター(下小山田町)に無料の充電設備を設置するほか、市内に民間の充電設備が4カ所あるという。「リサイクル文化センターの充電設備はゴミの焼却熱を利用。エネルギーを循環させる意義もある」。

 登録は運転免許を持つ21歳以上の市内在住・在勤者が対象。定員は60人で先着順。申し込み、問い合わせはウィンド・カー横浜支店(TEL 045-263-9135)まで。

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