第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が3月15日に行われ、出場32校の対戦相手が決まった。日大三(町田市)は明徳義塾、東海大相模(相模原市)は関西と、それぞれ対戦する。
広域町田圏からは日本大学第三高等学校と東海大学付属相模高等学校が出場する同大会は今月23日から開催される予定。東日本大震災を受け、大会開催の可否は18日の臨時運営委員会で決定される。
東京都代表の日大三は2年連続18回目の出場。昨年の大会では興南高校(沖縄県)に延長で敗れ、準優勝に終わったが、明治神宮野球大会を制し「秋の日本一」に輝いた今大会の優勝候補。1回戦で四国大会優勝の明徳義塾(高知県)と25日に対戦する。
神奈川県代表の東海大相模は2年連続9回目の出場。昨夏の甲子園は準優勝。1回戦で中国大会優勝の関西高校(岡山県)と27日に対戦する。
日大三は先月行われた「スポーツアワードまちだ2010」でベストインパクト賞を受賞。トロフィーを受け取った小倉全由監督は「今年はさらに良い成績を残したい」と意気込みをみせた。市内で予定されていた壮行会は震災のため中止となっている。