岡本太郎作品の修繕呼びかける-相模原西門商店街でイベント

相模原西門商店街で岡本太郎作品の修繕呼びかけ

相模原西門商店街で岡本太郎作品の修繕呼びかけ

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 西門地区商業地活性化協議会は10月6日~8日の3日間、西門大通り(相模原市相模原6)に設置している岡本太郎さんの屋外作品「呼ぶ赤い手・青い手」の修繕を呼びかけるチャリティー・イベント「アートフェスタロー2」を開催する。

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 同作品は「赤い手」と「青い手」で構成される2体のプラスチック製立体で、1982年に西門大通りに設置された。経年変化で作品の表面が劣化しつつあり、修繕には約600万円かかるという。
 同イベントはアーティストと商店街が協力して同作品の修繕を呼びかけるもので、大学生の劇団によるパフォーマンス「アートフェイスタロー」や商店街に設置しているベンチに絵を描くワークショップ、アーティストによる作品の展示販売、路上ライブなどが行われる。昨年のイベントは2日間で8,000人を集めた。

 イベントの開催経緯について、同協議会の浦上裕史会長は「岡本太郎さんの作品を修繕してほしいという声を市民から聞くようになった。修繕には多額の費用が必要で、行政や市民の協力が欠かせない。このイベントをきっかけに支援者を集めたい」と期待を寄せる。
 商店街ではイベントに合わせて店舗のシャッターに絵を描く活動も進めている。「イベント終了後もアーティストと商店街が継続的にコラボレーションすることで商店街を活性化させたい」(同会長)とも。

 開催時間は、展示販売=10時30分~16時、パフォーマンス=11時~15時、アート・オリエンテーリング=11時~16時。

アートフェスタロー2

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