有機栽培に取り組む日本の農家は0.4%と、ヨーロッパ(40%以上)に較べて圧倒的に少ない。町田市小山町で、遊休農地を活用した無農薬野菜の栽培に取り組む「おおるりファーム」の青木瑠璃さんが、日々の奮闘と収穫の喜びを伝える連載コラム。
新しく借りた、荒地となった田んぼは、一部は田んぼにしたのですが、まだまだ土地が余っていました。全部を田んぼにしてしまうと、とてつもなく労力が足りないので、今年は、チャレンジで野菜を栽培することにしました。選んだ野菜は、枝豆、オクラ、ナス、ツルムラサキです。
枝豆は他の地方でも休耕田の転作で大成功をした、田んぼに向いている野菜です。冠水しても枯れないのと、花の時期に水が不足すると、花が落ちてしまうので、田んぼ跡地に向いています。昔は、あぜ豆と言って、田んぼのあぜに植えられていたこともあるそうです。でも、枝豆は今まで成功したことは一度もありませんでした。虫に食われて半分以上ダメになったところに、ネズミが食べてしまったからです。
今回は、、、大成功でした!!少し草刈りをしただけで、元気に育って実をたくさんつけました。両側に水が流れていて蛇(マムシ?)が住んでいるからか、ネズミが少ないのとキリギリスもたくさん!途中大雨の洪水で冠水しましたが、大丈夫でした。
オクラは、丈夫な自家採種種の島オクラという品種をドロドロの粘土のような土をスコップで盛り土して種まきしました。粘土を畝立てしたので、いびつでレンガを積んだみたいにガタガタ、種を埋めようとしたら、異様に固い土、これでできるのかなぁ?と思いながら種まきしました。
これも大成功。葉巻虫やアブラムシが少しいるけれど、負けずに元気に育ちました。谷戸(両側に山がある土地)なので、暴風に強い土地なのも良かったです。
ナスは、、水ナスを育てました、すごい水が好きそうでしょう?ですがダメでした。ナスは雨が好きなはずですが、そもそも大きく育たない。肥料はあげたんですが、小い実が少しなるだけで、課題満載でした。ツルムラサキは成功でした。
稲は順調に育って穂が出てきました。去年よりイナゴが大発生しているのですが、周りも草だらけなので、特に食べられている雰囲気はありません。
そうだ、イナゴを欲しい方はご連絡ください。場所をお知らせいたします。安心安全な新鮮イナゴです(ただし、自分で捕まえてください)。
最近楽しかったことは、オニヤンマを見つけたことです。ちょうど隣の畑の友達と昼ごはんを食べていた時、友達のマキタの扇風機に向かって何度も飛んできました。よく見るとマキタの扇風機は、オニヤンマカラーの、ブルーと黒!縄張りを脅かす敵に見えたのでしょうか?そして、扇風機の羽の音が羽音に聞こえた?? 写真では分かりにくいですが、本当に大きいです。普通のトンボの倍くらい、10センチ以上はあります。格好良かった!
休みがほとんどないまま夏が終わり、気づけば秋、秋の作付けが遅れないよう、気をつけねば!!!
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