女性デュオ「Thao & Mirah(タオ&ミラー)」の来日公演が6月9日、「簗田寺(りょうでんじ)」(町田市忠生2)で行われる。
アメリカの東部と西部それぞれの老舗レーベルを代表する2人のデュオ・アルバム「Thao & Mirah」を引っさげての日本ツアー。タオさんは3年ぶり、ミラーさんは7年ぶりの来日。
タオさんは2005年、カントリー・ブルースからの影響を感じさせるフィンガー・ピッキングのギターが印象的なファーストアルバムを発表。3枚目のアルバムをリリースした2009年12月に初来日、トクマルシューゴさん主催イベントの前座を務め好評価を受けた。
ミラーさんはワシントン州オリンピアの名門インディレーベルからデビュー。ブロッサム・ディアリーやリッキー・リー・ジョーンズに通じるコケティッシュな歌声とジャズ、トラッド、世界中のフォーク・ミュージックなどが溶け合ったソングライティングが特徴。ニルヴァーナ「MTVアンプラグド」で注目されたチェロ奏者らと制作したアルバムなどが高い評価を受けている。2005年のタラ・ジェイン・オニールとの2度目の日本ツアー時には、テニスコーツや二階堂和美さんと共演している。
主催する7e.p.の斉藤耕治さんは「日本ツアーの締めくくりは、通常のライブハウスなどと異なる寺院というスペシャルな環境。2人と縁の深いトクマルシューゴさんの貴重なソロセット、男女デュオRopesも出演する豪華なラインアップ」と話す。
開演は18時。チケットは、前売り=3,300円、当日=3,800円。