アメリカンフットボール・Xリーグ東地区の試合が8月31日、横浜スタジアムで行われ、ノジマ相模原ライズはアサヒビールシルバースターに21対14で勝利した。
今シーズンの初戦、ノジマは第1クオーターに7点を先制。その後は両チームとも守備陣が奮闘して得点を許さない。第4クオーターにアサヒビールが同点に追い付き、決着は延長戦のタイブレークに持ち込まれる。
先攻のアサヒビールにタッチダウンを奪われたノジマ。残り1ヤードからランでタッチダウンを狙うが相手の強力なブロックに阻まれる。するとQB木下選手は次の攻撃でパスを選択。鮮やかなタッチダウンを決める。
2回目のタイブレークはノジマが先攻。ロングパスを主体に攻めた1回目の攻撃とは一転して短いパスとランでヤードを稼ぐと、RB杉原選手がエンドゾーンを駆け抜ける。最後はノジマの守備陣がアサヒビールの攻撃を封じ込め、21対14で競り勝った。
試合後、伊倉主将は「今の実力が分かった試合。もっと上を目指さなければ日本一になれない。粘れるチームだということも分かった。現状に満足しないで頑張りたい」と意気込みを見せた。須永ヘッドコーチは「展開的にはアサヒビールだったが粘り強く戦うことができた。オフェンスの立て直しが課題」と話す。
次戦は9月9日、川崎球場で日本ユニシスブルズと対戦する。