小田急電鉄(新宿区)は2月15日、新百合ヶ丘駅北口駐車場(川崎市麻生区万福寺1)に電気自動車(EV)用の普通充電器を設置した「EV専用駐車スペース」を開設する。
充電インフラの整備によりEVを保有しやすい環境を提供するプロジェクトを推進する同社。EV専用駐車スペースは、成城学園前駅と鶴川駅の直近に開設した施設に次いで3カ所目。神奈川県内では初の設置となる。
駐車スペースは商業施設「小田急アコルデ新百合ヶ丘北館」内にあり、エスカレーターを利用して駅改札までのアプローチをサポート。雨にぬれることなく買い物や鉄道利用ができる。8区画で、月決め利用料金は3万1,500円(電気使用料込み、敷金・礼金・契約手数料は不要)。国内主要車種のEV・PHVに対応する。
同社では充電インフラの整った月決め駐車場を展開することで、環境意識の高い沿線住民や社有車のEVへの変更を検討中の企業のニーズを満たしていくという。