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大型複合施設「ボーノ相模大野」開業へ-ショッピングセンターや「横丁」食空間など

ボーノ相模大野の外観

ボーノ相模大野の外観

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 相模大野駅前の大型複合施設「bono(ボーノ)相模大野」(相模原市南区相模大野3)が3月15日にグランドオープンする。

施設内のショッピングセンター

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 駅からペデストリアンデッキで直結する約3.1ヘクタールの大規模再開発。大型商業施設のほか、地域活動や市民活動の拠点「市民・大学交流センター」、パスポートや住民票を発行する「相模大野駅連絡所」、市営駐車場・駐輪場、分譲・賃貸住宅などが複合する。

 大型商業施設180店舗のうちZARAやロフト、ブックファーストなど53店舗が相模原・町田エリア初出店。路地風の趣のある「ボーノ横丁」には地元の根強い人気店などを集積し、カジュアルに利用できる「食」空間を目指す。

 野村不動産が初めて展開する地域密着型のショッピングセンター(面積=約2万900平方メートル)は、「相模大野に住む30代の女性」をイメージ。メーンフロアに「日常使いの食のゾーン」を配置して来館頻度を高めるほか、子育て世代を意識した店舗も導入。ベビーカーでも買い物しやすい通路幅とし、授乳室や広々とした女性用トイレ、休憩スペースを備える。

 集客想定人口は半径3キロ圏内の30万人。初年度の売り上げ目標は100億円で延べ700万人の来館を見込む。「街で求められている業態を中心とした店舗構成。町田に行かなくても相模原で買い物ができると認知していただきたい」と同社の開発事業担当者。

 ショッピングセンターの内覧会に訪れた見学者は、「相模大野ステーションスクエアや伊勢丹相模原店とは違う品ぞろえがある。天井が高くてソファや授乳室があるのは良い」(相模大野在住5年目の30歳代ファミリー)、「町田にはない商品がいろいろある」(町田在住30歳代の女性)などと話した。

 15日~17日のまちびらき記念イベントでは、神奈川県出身タレントの南明奈さんやABCお笑いグランプリ優勝「ジャルジャル」のトーク、日野皓正クインテットのジャズライブ、地元グループによる相模大野芸能ライブなどを予定する。

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