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相模原ゆかりの芸術家を紹介-市民ギャラリーで松本旻展

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 相模原駅ビル「セレオ相模原」内の市民ギャラリー(相模原市中央区相模原1)で5月11日、松本旻さんの個展「図画の開閉」が始まった。

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 活躍が期待される相模原市ゆかりの作家を紹介する「ギャラリースタッフ・セレクション」シリーズの45回目。

 松本さんは1936(昭和11)年、大阪府生まれ。印刷物やモニター画面などのデジタルな要素や移りゆく自然の色彩を「アナログとしての手描き」で捉え返した表現が特徴。

 作品は、東京国立近代美術館をはじめ、京都国立近代美術館、大英博物館やストックホルム国立美術館など多数の施設に収蔵されている。近年では相模原の現代美術展「CAT展」や町田市立国際版画美術館の企画展への参加、ビームスジャパン「B GALLERY」での個展開催など幅広く活動している。

 同展では、印刷の網点を手描きして世界中の事件や事故の写真を描いた近年の作品と、90年代から制作する風景の色彩をモザイク状に描いた「季節感」シリーズの作品、あわせて十数点を展示。アーティストトークも予定する。

 「作品の変遷を通して作家の表現の核心に触れていただければ」と同ギャラリー担当者。

 開催時間は9時~20時(土曜・日曜・祝日は17時)。アーティストトークは18日14時からで予約不要。入場無料。6月30日まで。

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