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Fリーグ「ペスカドーラ町田」、開幕戦を勝利で飾る

守護神GKイゴール選手を迎えた開幕戦、気迫のこもったプレーで勝利を得たペスカドーラ町田の選手

守護神GKイゴール選手を迎えた開幕戦、気迫のこもったプレーで勝利を得たペスカドーラ町田の選手

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 7シーズン目となる日本フットサルリーグ(Fリーグ)が6月15日に開幕し、ASVペスカドーラ町田はエスポラーダ北海道に3対1で勝利した。

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 昨シーズン8位の町田と同6位の北海道。前半開始8秒で北海道の得点を許す苦しい立ち上がりとなったが、すぐにゲームを立て直し、2分に永島選手のゴールで同点に追いつく。

 町田は今シーズン、Fリーグ最強守護神の呼び声高いGKイゴール選手をシュライカー大阪から獲得し、注目を集めているが、この日は北海道のGK関口選手がファインセーブを連発。町田の攻めを何度もはね返し場内を沸かせる。それでも町田は前半10分、右サイドをドリブルで持ち込んだ大地選手が中へ折り返し、金山選手が合わせて逆転。2対1で前半を折り返す。

 選手の平均年齢25歳の北海道に対し、町田の平均年齢は30歳。41歳の「ミスター町田」甲斐選手を筆頭に30歳以上が5人登録されている町田だが、気迫のこもった熱いプレーを見せる。

 後半は、暑さの影響もあり一進一退の攻防。町田も押し込まれる場面があったが、イゴール選手が冷静に守備。前がかりになる北海道の裏のスペースをフィードから攻撃につなげてチャンスを作る。この日、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた金山選手は「町田はパスをつないでゴールに迫るのが持ち味だが、イゴールが加入したことで早い展開からゴールを狙う形も作れるようになった」と振り返る。

 35分、町田がフリーキックのチャンス。キッカー横江選手から篠崎選手に渡り、豪快に左足を振り抜き追加点。北海道はGKをFPに入れ替えてパワープレーに出るが、鈴木選手がイエロー2枚で退場となりホイッスル。町田が初戦を勝利で飾った。

 試合後、開幕戦の難しさをイゴール選手は「開幕戦というのは他の試合と違う。3カ月近く公式戦をしないで迎えるわけだからゲーム感覚も鈍っている。気持ち的にも、気負いやモチベーションはやはり違う。それがうまくいかない方向になることもある。今日うちはそれをうまくコントロールして勝利につなげることができた」と振り返った。

 キャプテン横江選手は「ミスも多かったし内容はよくなかったが、結果には満足している。とにかく今季の目標はプレーオフ進出。その第一歩を踏み出せた」と話す。

 同16日に行われた第2節、町田は昨年4位のバサジィ大分と引き分けた。ホームゲーム初戦は同23日、町田市立総合体育館(南成瀬5)でデウソン神戸と対戦する。15時キックオフ。

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