「丹沢自然学校」エコツーリズム写真展-町田・グランベリーモールで

2007年秋のモニターツアーの様子

2007年秋のモニターツアーの様子

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 丹沢エコツーリズムの写真展「森であそぼう!~丹沢自然学校からのメッセージ~」が3月28日から、モンベルクラブ・グランベリーモール店(町田市鶴間3、TEL 042-788-3535)で開催される。主催はNPO法人日本エコツーリズム協会、丹沢自然学校。

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 丹沢は神奈川県の面積の6分の1を占める山地で、大部分は山岳公園として丹沢大山国定公園と県立丹沢大山自然公園に指定されている。登山やキャンプ、温泉などのレジャー・レクリエーションエリアとして年間30万人以上の登山者と100万人以上の観光客が訪れる一方で、「ブナの立ち枯れ」「シカの採食などによる林床植生の退行」「オーバーユース(過剰利用)」などによる自然喪失が問題となっている。

 神奈川県は2005年度から、西丹沢・山北町でエコツーリズムを推進する「丹沢エコツーリズム発信事業」を実施。事業の中で開講した「丹沢エコツーリズム担い手育成講座」で、24人の受講生を対象に、エコツーリズムの理論や自然解説の技術などの講座や実習を2年間にわたり計40回実施した。

 写真展は、同育成講座の受講者が、丹沢の自然・文化を人々に伝えるとともに、丹沢地域に暮らす人々との交流を図り、自然環境および地域文化の保護・保全に貢献することを目的としたガイド団体「丹沢自然学校」の設立を記念して実施するもの。

 写真展では、丹沢の森の様子や風景を写真とジオラマで再現、「大人だけではなく、親子でも楽しむことができる展示。モンベル店内には展示場所を見つけてもらうための仕掛けをしている」(丹沢自然学校)という。会期中は「丹沢よろず相談所」を設置し、「帰りに温泉に入れるおすすめルート」「富士山がきれいに見える場所」などの相談を受ける。 

 28日はフォーラム「エコツアーの歩き方 ~丹沢エコツーリズムへの挑戦~」も同時開催。同育成講座を企画・担当した神奈川県自然環境保全センターの吉田さんが、講座内容や今後のエコツーリズムにかける夢について話すほか、丹沢自然学校のメンバーや日本エコツーリズム協会・海津理事とのトークセッションを行う。

 開催時間は10時~20時。4月4日まで。フォーラムの開催時間は3月28日18時~19時30分。定員50人で、申し込みが必要。

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