夏の甲子園3年連続16回目の出場を決めた日大三高野球部の壮行会が8月1日、町田市役所で行われた。
優勝旗を持って臨んだ去年の大会は初戦敗退。悔しい思いをした。今年の代表校を決める西東京大会では、決勝戦まで全てコールドゲーム勝ち。「勝って当たり前というプレッシャー」(小倉全由監督)の中、大声援を受ける都立日野高校にも競り勝った。
壮行会には同校の堀内正校長、小倉監督、選手23人のほか、石阪丈一市長や田中修一市議会議長が参加。石阪市長は「順当に勝つための努力は並大抵ではなかったと思う。敬意を表したい。甲子園でも頑張ってください」と激励した。
小倉監督は「初戦をしっかり戦い、上を目指す。優勝旗を持って来られるように頑張りたい」と話し、選手一人一人を紹介。2年前、全国優勝を経験した森龍馬主将(3年)は「練習はうそをつかない。スコア的には順当勝ちに見えるが、厳しい場面もあった。甲子園では1戦1戦を全力で戦って優勝したい。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
組み合わせ抽選会は5日。小倉監督は「1回戦は勝たせてもらえるチームと当たりたい」とユーモアを交えつつ、「関東大会で負けている浦和学院、大阪桐蔭と上の方で対戦したい」と闘志を燃やす。
大会は8日に開幕する。