アメリカンフットボール・Xリーグ中央地区のファーストステージ最終戦が10月20日、横浜スタジアムで行われ、ノジマ相模原ライズはオービックシーガルズに3対12で敗れた。
ファーストステージ全勝同士の対決。ライスボウル3連覇の王者オービックに対して1度も勝利がないライズ。初白星でセカンドステージを優位に戦いたいところ。
ときおり大雨と強い風が吹き付ける悪コンディション。試合は前半、ライズがエースQB菅原俊選手を欠くオービックの攻撃を抑えこむ。第1クオーター終盤、相手のファンブルから攻撃権を奪いロングパスでエンドゾーン2ヤードに迫るが、あと一歩及ばずフィールドゴールも失敗。それでもすぐさま攻撃権を取り返し、WR出澤信選手のフィールドゴールで3点を先制する。
後半は攻撃を立て直したオービックが反撃。ライズのパントスナップの乱れとタッチダウンで3対9と逆転。さらに4thダウンギャンブルなどで攻勢をかける。ライズは粘りの守備で反撃の機会をうかがうも、得点には至らず。第4クオーター残り2分35秒、オービックはフィールドゴールで9点差をつけて試合を決めた。
試合後、副キャプテンの北村雅史選手は「まだチャンスは残っている。日本一を目指して戦う」などと観客に誓った。
ライズはファーストステージを2位で通過。セカンドステージの初戦は11月10日、王子スタジアム(神戸市)で西地区3位のアズワンブラックイーグルスと対戦。第2戦は11月17日、富士通フロンティアーズか鹿島ディアーズの勝者と横浜スタジアムで戦う。