鶴見川の源流域を歩く「いるか丘陵とことん巡り」が11月11日、開催される。主催はNPO法人「鶴見川源流ネットワーク」(町田市小山田桜台2)。
同企画は地元、市民団体、行政が集い、鶴見川源流域の自然環境について見て歩き、考え、意見交換などを行うことが目的。いるか丘陵は東京と神奈川にまたがる「多摩・三浦丘陵群」がイルカの形に似ていることから付けられた名前。
15回目の開催となる今回は、上小山田みつやせせらぎ公園(上小山田町)を出発。「イルカの瞳」にあたる鶴見川源流・町田北部丘陵を展望し、秋の谷戸山の自然を味わいながら、「源流保水の森」の再生をテーマに整備事業が進められている鶴見川源流保水の森など保全活動の拠点を巡る。
当日は、スタッフが防災や生物多様性など保水の森が担う役割について詳しく解説するほか、芋掘り体験や源流コーヒーを提供する。距離は約5キロ。
「秋の味覚をじかに掘り起こしてお持ち帰りいただける。秋晴れであれば鶴見川河口の象徴である東京電力横浜火力発電所の排気塔を眺望できる展望地で昼食を取る予定」と同NPOの岩坪亮子さん。
開催時間は9時~15時。雨天中止。弁当と飲み物を持参の上、歩きやすい靴と服装での参加を勧める。参加費500円。先着50人。参加希望者は11月5日までに同NPOにはがき、ファクス、メールで申し込む。