日本フットサルリーグ(Fリーグ)第26節が12月15日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はバルドラール浦安と4対4で引き分けた。観客数は1453人。
前節の激闘でイゴール選手と鈴木紳一朗選手、2人のゴレイロを欠く町田は、渡辺新一選手を今季初めて起用。序盤、フィールドプレーヤーとの連携ミスなどから2点を失うが、ボールポゼッションで上回る町田が徐々にペースをつかみ、オウンゴールとカウンターからの本田マルコス選手のシュートで同点とする。浦安も終了間際に追加点を挙げて、2対3で試合を折り返す。
後半は終盤まで足踏み状態。残り4分、森谷優太選手が本田選手のクロスを中央で合わせて同点とするも、浦安はパワープレーで再び町田を突き放す。このまま試合終了かと思われた残り17秒、滝田学選手のシュート性のパスをゴール手前の本田選手がコースを変えてゴールネットを揺らす。劇的なゴールに試合会場が歓声に包まれた。
試合後、関野淳太監督は「序盤の失点で難しい試合にしてしまった。渡辺はよくやってくれたが、イゴールがこれまでいかにしてシュートを止めてくれていたかを目の当たりにした」などと話した。キャプテンの金山友紀選手は「満足いかないゲームだったが、たくさんの観客が応援してくれて、子どもたちの笑顔を見ることができた。フットサルの魅力が出た試合だった」と話す。
次のホームゲームは1月19日、湘南ベルマーレと対戦する。