
UFOのような形をした物体が12月17日、玉川大学キャンパス(町田市玉川学園6)の夜空を舞った。
この物体は同大メディア・アーツ学科の2~3年生17人で構成するプロジェクトチームが制作したもの。ミツバチの巣の形状をモチーフにしたという高さ約3メートルの6角錐(かくすい)の金属フレームに発光体を取り付けた。
建設会社の協力により、巨大なタワークレーンでつるされた構造物。無線を経由してクレーンオペレーターと連絡を取りながら、地上のパソコンでリアルタイムで光を演出するプログラムを使って夜空に光の軌跡を描いた。
「社会との関わりの中で実現することに意義がある」プロジェクトを指導する田中敬一教授。「周辺の夜景とともに不思議な光景を見ていただけるのでは」とも。
作品を発見した人からは「UFOみたい」という声が上がった。作品は映像に収め、後日、発表するという。