地域に根ざした社会貢献や地域社会の活性化を実現するため、ブックオフコーポレーション(相模原市古淵2)と神奈川県は2月12日、連携協定を締結した。宅配買い取りサービスを通じて、県のボランティアプロジェクト「かながわキンタロウ☆ブックキフ」を支援する。
同社と地方自治体との連携は初めて。相互協力により、同社はリユースの体験機会の増加、県は県民が参加しやすい社会貢献活動と地域社会の活性化の実現を、それぞれ目指す。
かながわキンタロウ☆ブックキフは、寄付された「本・CD・DVD・ゲーム」の査定額に同社が10%上乗せした金額を神奈川県の奨学金基金、トラストみどり基金、ボランタリー活動推進基金などの取り組みに役立てる企画。
個人による寄付のほか、企業の従業員が持ち寄った本などをまとめる「従業員参加型」の寄付も受け付ける。「企業の社会貢献、CSRプロジェクトとしても活用いただければ」と同社広報担当者。