映画「まほろ駅前狂騒曲」(大森立嗣監督)が10月18日に公開されることが決定した。
町田ゆかりの作家・三浦しをんさんの「まほろシリーズ」第3弾。今回の舞台も町田をモデルにした「まほろ市」。行天の実娘はるの子守り代行に便利屋コンビは悪戦苦闘。そこに舞い込んだ謎の団体の正体を暴く調査依頼がバスジャック事件に発展してしまう。
キャストは、多田役の瑛太さん、行天役の松田龍平さん、裏番長・星役の高良健吾さんをはじめ、麿赤兒さん、松尾スズキさん、大森南朋さん、岸部一徳さんらが顔をそろえるほか、劇場版1作目で行天の元妻役を演じた本上まなみさんが復帰、真木よう子さんと新井浩文さんがドラマ版から続投する。
新キャストでは、まほろの町をおびやかす謎の団体の代表にして、行天の過去の秘密を握るキーパーソン・小林を演じる永瀬正敏さんに加え、行天の娘・はるに「かなたの子」の岩崎未来さんが抜擢された。
公開日とあわせて特報映像とポスタービジュアルも発表された。特報映像からは、「これまでのまほろシリーズのイメージを打ち破るハリウッド超大作のような」イントロから一変、後半は「まほろ」らしい賑やかさと脱力感が垣間見える。ポスターは、迷彩服姿のビジュアルと「俺たちただの便利屋ですから!」というコピーのアンバランスさが目を引く仕上がりになっている。
今回も町田市内でロケが行われた。見覚えのある街並みがスクリーンに登場するのが楽しみだ。10月18日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。