J3リーグ第18節、ホームのSC相模原はJリーグ・U-22選抜に2対3で敗れた。観客数は4021人。
6位の相模原は前節まで3連敗。約1カ月のリーグ中断期間中の立て直しが課題だった。8位のU-22選抜はJ1とJ2チームの五輪世代が中心。試合ごとに選手が入れ替わるため、戦力が読みづらいチーム。
試合は相模原が立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けていくが、先制点はU-22選抜。7分、高橋祐治選手(京都)がコーナーキックを頭で合わせて先制。13分にもDFに当たったこぼれ球を前田凌佑選手(神戸)が決めて0対2で前半終了。
後半に入ると相模原がペースをつかみはじめる。54分、曽我部慶太選手のパスをゴール前で工藤祐生選手が合わせて得点。70分にU-22選抜の加賀美翔選手(清水)に3点目を決められるも、直後の73分に曽我部選手が豪快なミドルシュート。1点差に迫ったが、あと一歩及ばず試合終了。
相模原は4連敗。相模原の木村哲昌監督は「立ち上がりのチャンスの後、ミスで失点してしまった。後半は『1点返せば流れが変わる』と選手に言い聞かせ、曽我部が2点目を決めたが、決定的なところで選手が入りこめなかった」と振り返った。「ここ4試合はミスによる失点から追う展開となっている。セットプレーの失点が多すぎるので修正しなければならない」とも。
相模原の次のホームゲームは7月27日、藤枝MYFCと対戦。相模原市の小中学校に通学する全生徒(市立・私立 全114校、約5万5000人)と保護者を招待する。