ハンドメード作品の野外展「匠アーティストの手仕事展 in 町田」が5月17日・18日、ぽっぽ町田屋外広場(町田市原町田4)で開催される。主催は匠アーティスト展実行委員会(TEL 042-710-2680)。
同イベントは、町田にハンドメード・アーティストの活動拠点を設けることを目的に、同実行委員会委員長の小池俊輔さんが経営するアーティスト作品のセレクトショップ「Velas(ヴェラス)」で取り扱う作家を中心に、「高度な職人芸を持ちながら、若い人にアピールする生活に密着した作品を作り出す新しいタイプのアーティスト26組」(小池さん)を紹介するもの。
出展者の「Gimmel Garden(ギメルガーデン)」は、フィレンツェで彫金技術を習得。建築物や絵画をモチーフにアクセサリーを作る。2007年には、伊豆アンティークジュエリーミュージアムで企画展を開催。「立体的でかっこ良いアクセサリーの造形ができるまれな作家」(同)。
「glass hoppers(グラスホッパーズ)」はフュージング技法を用い、ガラスで自然の色彩を表現する作家。熱による収縮率を計算し、普通はガラスの組合せで表面が凸凹になるところをツルツルに仕上げる。「元スポーツウエアデザイナー、優れた色彩感覚を高度な技術で表現する作家」(同)。
会場には5組のアーティストによる手作り体験コーナーも設ける。その中でも、ビーズや天然石を組合せて繊細な純銀線で編みこむ純銀クロッシェ技法の創始者、木曾淑枝さんは「淡水パールとスワロフスキーの葡萄リング」の講習会を実施。「完成品はビーズアクセサリーのイメージを覆す高級感あふれるジュエリー」(同)。
同イベントについて、小池さんは「素晴らしい作品を作るアーティストも販路開拓には苦労している。ヴェラスを開店して3年が経ち、一般消費者が百貨店の商品と較べて購入してくれるようになった。町田は商業が活発だが、文化的なイベントが少ない。今回のイベントをきっかけとして、アーティストが集まる活動拠点をつくりたい」と意気込みをみせる。
開催時間は10時30分~18時(18日は17時まで)。
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