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東京家政学院で「レトロ服飾展」-70年代の高級ドレスなど初公開

P・カルダン(左)、E・ウンガロの作品

P・カルダン(左)、E・ウンガロの作品

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 東京家政学院生活文化博物館(町田市相原町、TEL 042-782-9814)で現在、特別展「40年ぶりに目覚めたオートクチュール-P・カルダンとE・ウンガロ-」が開かれている。

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 旧短期大学の所蔵資料が同館に移管されたことで始まった初の特別展。中国やヨーロッパの手芸関連資料、南米の民族資料など研究室の教員が年月をかけて収集した資料から、ピエール・カルダンとエマニュエル・ウンガロのオートクチュール(特製仕立服)ドレス17点を公開。併せて、付属図書館でパリ・コレクションなどの関連資料を展示する。

 カルダンは1950年代に前衛的な作風のオートクチュールを発表し、日本を有望な市場とみなして積極的に市場開拓を行った。11歳年下のウンガロはテーラーとしての感覚を磨いた後、色調と繊維素材でユニークな世界観を作り上げた。

 「今回展示するドレスの古いものは、すでに40年の歳月を経ているが、斬新で芸術的なデザインは今ではむしろ新鮮で目を見張るものがある」と小瀬康行館長。

 開館時間は9時30分~16時30分。土曜・日曜・祝日休館(14日は開館)。観覧無料。12月19日まで。

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