相模原市立産業会館(相模原市中央区中央3)で1月19日、3Dプリンターの活用方法を紹介する講座が開催される。主催は、相模原市・町田市で産学連携や企業連携による新たなビジネスの創出、技術の高度化を目指す「南西フォーラム」(事務局=さがみはら産業創造センター、緑区西橋本5、TEL 042-770-9119)。
「第三次産業革命」とも言われる3Dプリンター。「興味を持つ人は増えている。先端システムを導入・活用する企業がある一方、『実際にどうやって使ったらいいか』『購入しても使い切れない』という企業もある」と企画担当者。講座は4回シリーズで入門編と先端技術編に分けて開く。
入門編2回目の同講座では、3Dプリンターをどのようなシチュエーションで、どのように組み合わせて使うのか、「小ロット・多品種・短納期」という潮流を逆手に、様々な「道具」を駆使して新たなビジネスチャンスを獲得している製造業の事例を交えながら、最新の設計ソリューション事情を紹介。製造デモも行う。講師は、キヤノンシステムアンドサポートの貞本幸宏さん。
経営者のほか、これから起業を考えている人、学生などが対象。「ファブラボのような共同利用スペースの開設も視野に入れつつ、参加者からの活用アイデアなどを探っていきたいと考えているので、多くの方にご参加いただければ」
開催時間は15時~18時。定員30人。さがみはら産業創造センターのサイトから申し込みが必要。参加無料。