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ペスカドーラ町田、気迫のプレーで連敗ストップ-Fリーグ最終戦

先制ゴールを決めた永島俊選手

先制ゴールを決めた永島俊選手

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 日本フットサルリーグ(Fリーグ)第33節が2月15日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はシュライカー大阪に4対4で引き分けた。観客数は1749人。

今シーズンを戦った町田のメンバー

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 9連敗で迎えたホームでのリーグ最終戦。怪我から復帰したイゴール選手が10試合ぶりに出場。今シーズンで引退する大地悟選手がキャプテンマークを付けて臨んだ。大阪は今季5位でプレーオフ出場を確定している。

 試合は序盤、町田の各選手が気迫のこもったプレーで大阪を押し込むと3分、永島俊選手が右サイドのドリブルから豪快にシュートを決めて先制。しかし、原辰介選手の退場処分から逆転を許し、1対2で試合を折り返す。

 後半、前がかりになった町田は大阪のカウンター攻撃を防ぎきれず、2失点。3点差をつけられ万事休すかと思われたが、ここから町田が意地を見せる。パワープレーで横江怜選手が2得点、さらに金山友紀選手がPKをゴール左隅に決めて、残り2分弱で同点に追いつく。会場の大声援を受けて、なおも大阪ゴールに迫るもタイムアップ。今シーズン一度も勝てなかった相手に引き分けて連敗をストップした。

 引退セレモニーで選手から胴上げされた大地悟選手は「7年間プレーし、タイトルがとれずに苦しんだが、みなさんの応援で頑張ることができた。(今シーズン最後の試合となる)全日本選手権で優勝できるよう最後まで全力で尽くす」などと挨拶した。大地選手は2008シーズンに町田に入団。2011と2012シーズンにキャプテンを務め、チームを牽引した。

 「(プレーオフに出場する)チャンスは過ぎ去っていたが、みんなのために今日は勝ちたかった。同点に追いつくところまで持って行けたのは大地選手の気持ちが伝わったからだと思う」と滝田学選手。「改革の年とした今シーズン。年齢的には若い自分がキャプテンをやることになった。最初はモチベーションが高く、チームとしていい方向に向かっていたが、中盤から自分の力不足でチームが停滞すると挽回することができなかった」と振り返った。

 「苦しいシーズンだった」と岡山孝介監督。「途中から監督を引き継いだが、こういう結果になったのは自分の責任。もう少し改善点もあった。まずは全日本選手に向けて準備をしたい。さらに来年のプレーオフに出場するために強いチームをつくりたい」と決意を語った。

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