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小田急町田店で「三陸なう」-学生らが食の魅力をアピール

商品をアピールする学生ボランティアと気仙沼水産食品事業協同組合の清水代表理事

商品をアピールする学生ボランティアと気仙沼水産食品事業協同組合の清水代表理事

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 小田急百貨店町田店(町田市原町田6)で3月15日、三陸産の海産物などを販売する「三陸なうコレクション」が始まった。主催は、大津波の脅威と経験を後世に伝える「大船渡津波伝承館」(岩手県)。

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 「三陸なう」は、「三陸の今を伝える」をテーマに、おいしい、美しい、楽しいといった側面から三陸をアピールして、好きになってもらおうという学生ボランティア団体による活動。同館と連携して展開している。百貨店での開催は今回が初めて。

 会場には、学生が選んだ宮城県気仙沼市や南三陸町、岩手県大船渡市の企業9社が出店。日本一の生産量を誇る気仙沼のメカジキを使った「スモーク」(1,000円)や「つくだ煮」(250円)、宮城の塩と青森のリンゴ、秋田のしょっつるを使った「みちのく塩辛」(400円)などを取りそろえ、首都圏の学生団体「たのボラ3・11」「ToKu」「Teen for3・11」のメンバーが商品の魅力を伝える。

 「高校生リアスフードグランプリ」のグランプリメニュー「サメ肉団子」をアレンジした「気仙沼フカフカ団子」も試食で提供。気仙沼水産食品事業協同組合の清水敏也代表理事は「学生のアイデアで客のニーズに応えられるような洗練された商品ができた」と話す。「東北はいいものを作っている。積極的にアピールしてきたい」とも。

 営業時間は10時~20時30分(日曜は20時)。同17日まで。

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