ASVペスカドーラ町田を運営する「CASCAVEL FUTSAL CLUBE(カスカヴェウ・フットサル・クルービ)」(町田市南成瀬5)は5月末より、ブラジル文化交流企画「ブラジルフットサルエイド(BFA)」を実施している。
BFAは、日本のフットサルに影響を与えたブラジルへの恩返しの意味を込め、ブラジルの文化を紹介するほか、オリジナルグッズを販売し、収益の一部をブラジルの恵まれない子どもたちに寄付するもの。今年の日本人ブラジル移住100周年を祝う「日本ブラジル交流年記念事業」にも認定されている。
同企画の目的について、カスカヴェウの金水文平クリエーティブ・ディレクターは、「当社は1999年、甲斐修侍代表がブラジル留学時代の仲間たちと創設した。Fリーグが昨年開幕し、フットサルで観客が集まるまでに成長できた恩返しに、ブラジルに社会的貢献をしようと考えた」と説明する。
BFAのウェブサイトでは、ブラジル文化を発信するページを設け、「まずは食事・音楽・サンバの情報を発信する」(金水さん)。浅草のブラジル料理レストラン「Que bom!(キ・ボン)」や鎌倉のカフェ「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」など各分野の専門家が協力するという。
オリジナルグッズは現在、ATHLETA(アスレタ)とのコラボによるトラックジャケット(9,975円)、Tシャツ(3,990円)、ボンフィン付きブラジル産豆100%使用ドリップコーヒーパック(840円)を販売する。「7月には、ジャーナルスタンダード・アスレタ・BFAのトリプルネームTシャツやBFAオリジナルパッケージのガラナ飲料を発売する予定」(同)とも。
金水さんは「フットサルをきっかけとして、ブラジルのすばらしい文化を多面的に日本に紹介していきたい。それが、ブラジルの恵まれない子どもたちへの支援にもつながれば」と意気込みをみせる。
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