J3リーグ第20節が7月12日、相模原ギオンスタジアムで行われ、SC相模原はJリーグ・アンダー22選抜(J-22)に1対2で敗れた。入場者数は2821人。
32度近い酷暑のなかでの試合。立ち上がりは相模原が主導権を握るも、チャンスを逃して得点には至らない。徐々に動きが鈍くなり、ミスが目立ってきた相模原に対し、J-22は73分、MF井手口陽介(ガンバ大阪)の豪快なミドルシュートで先制。
相模原も85分、カウンターから最後はMF大森啓生が決めて同点に追いつくも、2分後、J-22に完璧に崩されるとMF中島賢星(横浜F・マリノス)のシュートで失点。8試合ぶりの黒星を喫した。J-22は8試合ぶりの勝利。
「思った以上に選手が消耗した。もっと点差がついてもおかしくない試合だった」と相模原の辛島啓珠監督。今後、山口・長野・町田など上位チームとの対戦が続く。「暑さへの慣れ、戦術面での工夫が必要」とも。
本節、4位の町田がFC琉球に2対0で勝利して2位に浮上。相模原は順位を一つ落として3位。試合のたびに順位が入れ替わる接戦が続く。
相模原の次のホームゲームは7月26日、首位のレノファ山口FCと対戦する。