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町田の街なかに「巨大イカ」出現 若手画家が描く

絵を描いた林絵美さん(右)、篠崎美穂さん

絵を描いた林絵美さん(右)、篠崎美穂さん

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 町田のまちなかで最近、ポップな動物画が増えている。5メートル以上の巨大イカとサメの対決、肉を食べる4匹のブタ、塀をよじ登る3匹の猫で、描いたのは画家の林絵美さん。

シャッター絵を描く林さん

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 林さんは昨年、東京家政大学の表現造形学科を卒業。幼少時から通う絵画教室「アトリエ一番坂」を通じて、まちなかアートに関わることになった。開催中の第64回学展で入賞した実力者だ。

 商店街の落書き対策で昨年、町内会館のシャッターと車止めに絵を描いたことをきっかけに、老舗の精肉店と乾物店を手掛け、町田リス園の構造物にペイントするプロジェクトにも取り組んでいる。

 8月5日、駄菓子屋「まねきや」(町田市原町田4)の作品を仕上げた。「油絵と違って一発勝負」というペンキを使い、「その場の雰囲気」で即興的に描く。「とても評判がいい。お客さんとの話題にもなっている」と元町内会長で河原本店の河原一慶社長。

 「明るい気持ちになるような絵をたくさん描いていきたい」と林さん。

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