アメリカンフットボール・Xリーグ第4節が10月3日、富士通スタジアム川崎で行われ、ノジマ相模原ライズは富士通フロンティアーズに10対37で敗れた。
セカンド・ステージ「SUPER9リーグ」進出を決めている全勝対決。Xリーグ屈指のQBコービー・キャメロン(富士通)に新人QBベンジャミン・アンダーソン(ライズ)が挑む注目の一戦に今季同スタジアム最多となる1948人が来場した。
試合は、最初の攻撃でタッチダウンを決めた富士通が主導権を握ると、ライズのミスをついて得点を重ね、3対16で試合を折り返す。ライズは後半3Qにもミスから失点し、3対30と突き放される。4Qに富士通が立て続けに反則を犯し、残り4ヤードからのタッチダウンパスで一矢を報いるも、昨年王者からの金星はならなかった。
この試合、QBアンダーソンはオービック戦に続きフル出場。キャメロンがパスで294ヤード獲得に対し、アンダーソンは149ヤード。パスを投げられず、QBサックを受けるなど苦しんだ。タイムアウトで須永恭通HCは何度も選手を集めて指示を出した。「QBに力を発揮させてあげられていない。コミュニケーションをうまくとって、きちんと理解させながら送り出せばミスも少なくなると思う。可能性はすごく感じている」(須永HC)
「課題をしっかり修正して日本一に向けてもう一度取り組んでいきたい」(キャプテン東松瑛介)。
次の公式戦は10月17日、アミノバイタルフィールドで明治安田PentaOceanパイレーツと対戦する。