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「箱根駅伝」連覇へ 青学・原監督「ハッピー指数は85パーセント」

「青学・四天王」(左から一色恭志、久保田和真、神野大地、小椋裕介各選手)を含め、昨年のメンバー8人が残る選手層の厚さも強み。

「青学・四天王」(左から一色恭志、久保田和真、神野大地、小椋裕介各選手)を含め、昨年のメンバー8人が残る選手層の厚さも強み。

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 第92回箱根駅伝に出場する青山学院大学陸上部(長距離ブロック)は12月19日、同大学相模原キャンパス(相模原市中央区淵野辺5)で公開練習を行い、エントリー選手を紹介した。

エントリー選手ら

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 前回大会で東京~箱根間を史上最速で往復し、2位以下を引き離して初優勝を飾った同大学。本年度の学生3大駅伝第1戦、10月の出雲全日本大学選抜駅伝ではエース神野大地主将を故障で欠きながらも優勝。3冠達成に向けて順調に駒を進めたかにみえたが、続く11月、第2戦の「全日本大学駅伝対校選手権大会」では東洋大学に敗れた。

 「ハッピー大作戦」を掲げる原晋監督は、「優勝して追われる身になって初めて重圧を経験している。全日本大学駅伝を終えて、チームの雰囲気が少し沈んだ時期があった。私自身、本来私の方針ではない昨年と比べての減点方式の指導をしていた。これではいけない、チームを明るくしモチベーションをあげていきたい」と説明。公開練習で選手は明るくリラックスした様子でインターバル走やストレッチに取り組んでいた。

 今回のエントリー選手16名中、上位10人の1万メートル平均タイムは28分35秒61。2位の駒澤大学に約20秒差をつける。神野主将は「必ず箱根駅伝は連覇するという気持ちで、全日本大学駅伝以降、一切の甘え、油断を捨てて取り組んできた。大学史上最強の16人がそろった。チームのモットー『その瞬間を楽しめ!』のとおり、楽しみながら箱根駅伝を勝ちにいきたい」と決意表明した。

 「いま現在チームのハッピー指数は85パーセント。チームだけでなく観客、関係者のみなさんにも幸せになっていただけるよう、大会当日に向けてさらに努力していきたい。青学らしく、明るくさわやかに箱根駅伝を戦いたい」(原監督)。

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