小田急電鉄と東京メトロは1月20日より、東京メトロ沿線の梅の名所巡りなどに便利な臨時特急ロマンスカー「メトロおさんぽ号」の指定乗車券を発売する。
運転区間は小田原~北千住間の片道のみ。町田を10時1分に出発し、代々木上原から東京メトロ千代田線に乗り入れる。途中、「梅まつり」を開催している湯島天満宮の最寄り駅である湯島駅にも臨時停車する。湯島到着は10時57分。列車はMSE(60000形)6両編成。
「メトロおさんぽ号」と併せて、小田急線発駅から代々木上原までの往復と東京メトロ全線が一日乗り放題になる乗車券「小田急東京メトロパス」を利用すると、旧岩崎邸庭園や小石川後楽園など400以上のスポットで特典・サービスが受けられる。
運転日は、2月20日・21日・27日・28日の4日間。乗車には特急券も必要。町田~湯島・北千住の運賃は580円(ICカード利用は577円)。特急料金は620円。小田急線各駅、小田急トラベルなどで乗車日1カ月前の10時から販売する。
湯島天神は梅の名所として江戸時代から庶民に親しまれてきた。梅園には白梅を中心に約300本が植えられており、梅まつり(2月8日~3月8日)には例年約40万人が訪れる。