例年よりも遅い関東の梅雨明けを前に、夏の風物詩であるヒマワリの祭りが7月21日、座間市・栗原地区で始まった。
休耕地の荒廃を防ぐことを目的に1993年から始められた同市のヒマワリ畑は年々規模を拡大し、現在は全体で約5.5ヘクタール、55万本と首都圏随一の規模となった。夏の間中、満開のヒマワリを楽しむことができるようにエリアごとに時期を分けて種まきを行う。
栗原地区のヒマワリ畑の面積は約1ヘクタールで、10万本が植えられている。梅雨の晴れ間となった23日は多くの人が訪れ、記念撮影を楽しんだ。
祭り囃子が響く会場には、ヒマワリの切り花や農作物、市マスコットキャラクター「ざまりん」グッズ、ひまわりグルメ大賞「ざまりんぽてと」などを販売する模擬店が出店している。同地区のヒマワリ祭りは26日まで。8月11日からは相模川沿いの座間地区でも開催される。