アメリカンフットボール・Xリーグ第3節が9月22日、富士通スタジアム川崎で行われ、ノジマ相模原ライズは東京ガスクリエイターズに34対14で勝利した。観客数は653人。
開幕2連敗のライズ。相手はランク下「BATTLE9」に振り分けられている東京ガス。負ければポストシーズン出場も危うくなるため、背水の陣で臨んだ一戦。
ライズは第1クオーター、QBデビン・ガードナー選手とWRジェレミー・ギャロン選手のミシガン大ホットラインで7点先取。さらに視界がさえぎられるほどの豪雨のなか、ガードナー選手が59ヤードのラッシュで追加点をあげるも、東京ガスが54ヤードのラッシュで14対7と追いすがる。
第2クオーター、ライズは手堅く2本のフィールドゴールを決めて6点を追加し、東京ガスに傾きかけた流れを引き戻すと、第3クオーターにガードナー選手が再びラッシュで加点。第4クオーター、交代出場したQB荒木裕一朗選手がRB東松瑛介選手へのパスを通してタッチダウン。東京ガスの反撃を7点に抑えて、今季3戦目で初勝利を挙げた。
試合後、ライズの須永恭道ヘッドコーチは「(2連敗で迎えた試合の)この雰囲気で思うことはなかなかできなかったが、課題だったターンオーバーがなかったのが、ひとつの収穫。チームとしてはできあがっていないので、練習で積み上げて強くなるように頑張る」と安堵の表情で話す。
次の試合は10月9日、富士通スタジアム川崎でアサヒビールシルバースターと対戦する。