フットサルリーグの最高峰「Fリーグ」2016‐2017シーズン、ペスカドーラ町田が準優勝した。
3月3日・4日に行われたFリーグのプレーオフファイナルラウンドで町田はシュライカー大阪に1勝1敗。規定によりリーグ1位の大阪が初優勝を果たした。
引き分け以下で敗退となる第1戦は開始早々、森岡薫選手が太ももの負傷で離脱。9連覇の名古屋を下した立役者を欠いた町田だったが、本田マルコス選手の2ゴールなどで3点を先制。セカンドラウンドの勢いそのままに躍動感のあるプレーを見せ、大阪に3対2で先勝して決戦を翌日に持ち込んだ。
第2戦は大阪に2点先取されるも、森岡選手のゴールとオウンゴールで追いつく。引き分けでは優勝できない町田は残り3分でパワープレーを仕掛けるも、反撃を受けて失点。2対3で敗れた。町田は過去最高位の2位で終戦。
試合後、町田の岡山孝介監督は「タフな試合を最後まで諦めずに戦ってくれた選手たちを誇らしく思う。来年もこの舞台に来られるように頑張りたい」などと話す。金山友紀キャプテンは「勝たないといけない状況で、最後攻めにいった上での敗戦。下を向くことなく戦い抜くことができた」などと振り返った。
町田市内では各所で第1戦のパブリックビューイングが開かれた。町田市民ホールでは石阪丈一市長も観戦。サポーターらと勝利の喜びを分かち合った。
次の公式戦は3月10日に始まる全日本フットサル選手権大会。町田は昨年、この大会で初優勝している。1次ラウンドにはサテライトのペスカドーラ町田アスピランチが出場。トップチームは同18日に登場。アスピランチが1次ラウンドを突破すれば、兄弟対決となる。