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「焼酎でサクラを守ろう」相模原の酒販店が企画・販売

サクラを守る焼酎を考案した八木健芳社長

サクラを守る焼酎を考案した八木健芳社長

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 酒販店「ヤギ・リカーズ」(相模原市南区古淵2、TEL 042-756-5230)は3月20日、売り上げの一部をサクラの保全活動に寄付する焼酎「Sakura Saku Sagamihara」を発売した。

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 市内のサクラの約25%に腐朽・倒木の可能性があったり、回復見込みが低かったりといった問題(相模原市の調査)に対し、永続的な支援を行うため、同社の八木健芳社長がCSV(共通価値の創造)の概念を取り入れた「儲かる商品」として考案した。

 商品は、熊本地震復興支援も兼ねた、堤酒造(熊本県)の芋焼酎と麦焼酎を使用。オリジナルデザインのラベルでサクラの現状を訴える。価格は1,600円。一本あたり100円を相模原市に寄付するという。初回は、芋焼酎と麦焼酎それぞれ300本を販売。現在、同社のほか、市内の一部飲食店で取り扱う。

 「(サクラの管理をする)市の土木課に聞いたところ、サクラに対して寄付を受けた前例がないことが分かった。それならば、私が仕組みを作ってしまおうと考えた」と八木社長。「焼酎は通年販売する予定。取り扱いいただける酒屋さんを増やしていきたい」と意気込みを見せる。

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