座間市内のヒマワリが見頃を迎え、日産自動車座間事業所そばの栗原地区で7月21日、ヒマワリ祭りが始まった。
休耕地の荒廃を防ぐことを目的に1993年から始められた同市のヒマワリ畑は年々規模を拡大し、現在は全体で約5.5ヘクタール、55万本と首都圏随一の規模となった。夏の間中、満開のヒマワリを楽しむことができるようにエリアごとに時期を分けて種まきを行う。
栗原地区のヒマワリ畑の面積は約1ヘクタールで、10万本が植えられている。21日現在、強風の影響で倒れているヒマワリもあるが、8割ほどが満開。期間中は2カ所に展望台を設置。ヒマワリ畑の黄色、澄み切った夏の青空と白い雲、映画のワンシーンのような美しい風景を眺望できることから、多くの人が訪れ、記念撮影を楽しんでいる。
祭り期間中、模擬店、ヒマワリの切り花や農作物の販売などが行われる。栗原地区のヒマワリ祭りは7月26日まで。8月10日からは約45万本のヒマワリが植えられている相模川沿いの座間地区でも開催される。