早稲田大学マニフェスト研究所の学生有志は2月6日、ウェブサイト「議会マイニング in 町田」を公開した。同26日の町田市議会議員選挙で有権者に活用してほしいと期待を寄せる。
市議会がウェブ公開している会議録から自動で特徴的なワードを抽出し、視覚的に示す同サイト。議員が議会の中でどのような政策テーマに関心を持ち、力を入れて取り組んできたかを「見える化」したという。
サイトは、議員33人の4年間の議会活動を、「何を言ったか」を示す「ワードクラウド」、「どう言ったか」を示す「関連ワード」の2種類で可視化。年度ごと、議員ごとに見比べることができる。
「多くの方に議員の議会活動に目を向ける、議会で議論されている内容に目を向けるといった、『きっかけ』づくりができれば」と山内健輔さん(早稲田大学公共経営大学院)。「グラフやリンクを用いた見せ方の工夫や、精度向上のためのバージョンアップにも取り組む予定。他自治体でも利用していただけるように横展開を目指す」とも。