社会人アメリカンフットボールXリーグの春季リーグ戦、パールボウルが開幕。ノジマ相模原ライズは4月22日、東京ガスクリエーターズと富士通スタジアム川崎で対戦し、31対11で勝利した。観客数は511人。
QBデヴィン・ガードナー、荒木裕一朗、RB金子泰徳、DLマリオ・オジョムリア、TE吉田武蔵ら主力選手が退団。チーム創設キャプテンの伊倉良太選手がキャプテンに復帰したが、目立った補強をせずに迎えた10年目のシーズン初戦。
試合は、昨シーズンのXリーグ下部カテゴリーチームに対し、ライズはQB藤本亮選手が4本のタッチダウンパスを通すと、守備ではオービックから移籍したQBイカイカ・ウーズィー選手を抑えた。
試合後、伊倉キャプテンは「前回キャプテンの頃は純粋に『自分が引っ張らないといけない』という気持ちが一番だった。今は引っ張る立場でもあるが、引っ張れる人間をより多くすることが求められている」と話す。
須永恭通ヘッドコーチは「これから日本人、アメリカ人含めてチームに合流してくる。今は幹の部分を太くしている状態。ひとりのエースになんとなく頼ったオフェンスとディフェンスでは勝ち切れないので、レベルアップを目指している。結果、優勝できれば」と今季の展望について明かした。