全天周映画「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」が9月2日から、相模原市立博物館（相模原市高根3、TEL 042-750-8030）で上映されている。

　同作品は、1960年～1970年代にかけてアメリカで行われた月面有人探査計画「アポロ計画」で月面に降り立った経験をもつ12人の宇宙飛行士たちの証言をもとに、その体験をこれまで非公開とされてきた NASAの秘蔵映像や未公開写真、最新CGによる月面映像で描いたドキュメンタリー。監督はマーク・コーエンさん。2005年製作。

　「フィラデルフィア」（1993年）、「フォレスト・ガンプ／一期一会」（1994年）で、2年連続のアカデミー賞主演男優賞を受賞にしたトム・ハンクスさんがプロデューサー、ナレーター、脚本を担当し、NASA（アメリカ航空宇宙局）が全面協力した。

　全天周映画は、プラネタリウム施設を活用して巨大映画を展開する映写システム。同博物館では、神奈川県内最大級の直径23メートルのプラネタリウムを使用することで、観客は映像の世界に飛び込んだような、通常の映画館では味わえない映像体験ができる。

　上映時間は、平日＝14時40分、土曜・日曜・祝日＝10時50分・14時40分。上映時間は40分。観覧料金は、大人＝500円、子ども＝200円。月曜休館（月曜が祝日の場合は開館し、翌火曜が休館）。来年1月12日まで。