10代の若者を対象とした「POPコンテスト」が現在、町田市の図書館で行われている。
本を読み、本の魅力を考え、本の紹介文「POP」を作ることで、中高生・大学生に本への親しみを深めてもらうことが目的。同図書館が昨年実施し、POP723点を集めた「ライブ・ラリー」の第2弾企画。
読書のきっかけづくりの一つとして、町田を題材にした作品も発表しているイラストレーターのキン・シオタニさん、FC町田ゼルビアのマスコット・ゼルビーの推薦図書を紹介する。
コンテストは、推薦図書枠と自由図書枠の2区分で実施。中高生の部と大学生の部、それぞれで図書館員による第1次審査の後、キンさん、図書館長らによる第2次審査で受賞作品を選ぶ。優秀作品には、キンさん直筆POP、ゼルビアのサイン入りユニフォーム、図書カード、図書館オリジナルマスキングテープなどを進呈する。
中央図書館イベント担当の中條慎也さんは「競ってもらいたいと今年はコンテスト形式にした。町田は大学が多いので、もっと図書館を利用していただきたい」と呼びかける。
POPのサイズは官製はがき程度。図書館全館(文学館を含む)のカウンターにある応募用紙とともに提出する。応募期限は9月28日。