日本フットサルリーグ(Fリーグ)第13節が8月18日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田は立川・府中アスレティックFCに5対4で勝利した。観客数は1255人。
第1クール後半の5連勝で巻き返しに入った町田の第2クールホーム初戦。東京ダービー、前回の対決は立川・府中が勝利している。
序盤、町田は立川・府中の強いプレッシャーで自陣に押し込まれると、セットプレーとカウンター攻撃から2失点。タイムアウトをとった町田のルイス ベルナット監督は「自陣でボールを奪われるリスクを避けるため、相手のラインを下げさせるプレー」を指示。これが功を奏し、森岡薫選手の早いタイミングの縦パスなどから、町田は敵陣ゴール近くでプレーできるようになり、室田祐希選手と皆本晃選手が連続得点。
1点リードされた後半、左コーナー付近から室田選手の意表を突くヒールでのクロスにヴィニシウス選手が合せて同点。さらに金山友紀選手のゴールで町田が逆転に成功する。しかし、立川・府中もパワープレーで同点に追いつく。さらにパワープレーを仕掛ける立川・府中に対し、セカンドボールを奪った金山選手がドリブルで持ち込み、ラストパスを森岡選手がゴールに叩き込んだ。
この日300試合出場を達成した金山選手は1ゴール1アシストの活躍。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。ベルナット監督は試合後、「選手は最後まで諦めずに戦い、観客の声援に応えた」と振り返る。町田は5位に浮上。「ホームで勝ててよかった。徐々に勝ちを積み重ねていきたい」(森岡選手)。
次のホームゲームは8月31日、湘南ベルマーレと対戦する。