小田急リゾーツ(相模原市南区相模大野3)は8月1日、小田急ホテルセンチュリー相模大野(同)を宿泊特化型ホテルへ業態変更し、レストランと宴会場の営業を終了すると発表した。
婚礼の減少や宴会・パーティーの小規模化などで近年は赤字が続いていたという。新型コロナウイルスの影響が追い打ちをかけ、収束後も業績回復は見込めないと判断した。
同ホテルは1996年、駅ビル「相模大野ステーションスクエア」7~14階に開業。大宴会場は面積762平方メートル・天井高6メートルの大空間で、市主催のラグビーW杯パブリックビューイングなど大イベント会場としても利用されている。
営業終了はレストラン=2021年1月3日、宴会場=同年8月。同年9月を目処に、現在7階にあるホテルフロントを10階へ移設し、ホテルは10階から14階で運営予定。移設後の7~9階の用途は公表されていない。