
7月23日より通常利用ができるようになった町田市立学校温水プールの利用料金が1.5倍に値上げされている。
町田第一中学校・南中学校・鶴川中学校の温水プール(町田市立学校温水プール)は、健康増進の場として学校教育に支障のない範囲で市民に通年開放されている。3月31日までの利用料金は1回300円だったが、4月1日以降、消費増税分と受益者負担の適正化が反映され、大人460円となった。
他市区の2時間あたりの学校プール利用料金(大人)は、目黒区=400円、世田谷区=480円、渋谷区=400円。文化スポーツ振興部スポーツ振興課の担当者は「値上げ幅は大きいが、料金は他の自治体とそれほど変わらない」と説明する。
町田市は昨年度策定した「受益者負担の適正化に関する基本方針」に基づき、各公共施設の人件費・物件費などを合計した「サービス原価」と収入から受益者負担割合を算出して、具体的な取り組みを決めている。
民間でも類似サービスがあり、選択性の高い施設と位置づけられる同プールの受益者負担割合は約15パーセント。30パーセント未満の値上げ基準1.5倍が適用された。値上げによる利用者数の減少懸念について、ニーズがあるというワンポイントレッスンなどのサービスをより充実させることで、昨年度と同じ利用者数を見込む。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため4月以降休館していた同プール。「レッスンが開けないなど、当初の見込みとは変わっているが安全面に力を入れて利用者数が減らないようにしたい」(同担当者)
50メートルの公認プールがある市立室内プールの本年度の利用料金は、消費増税分のみを加えた310円。受益者負担割合は約47パーセント。室内プールのような指定管理の施設は調整に時間がかかるため、来年4月から値上げする予定だ。類似プールの2時間あたりの利用料金(大人)は、さがみはらグリーンプール(相模原市)=500円、総合運動場温水プール(世田谷区)=520円。「受益者負担割合、他都市の事例もみて決めることになる」(同担当者)